ナッパ革(Nappa, Nappa Leather)、本来は、羊皮、山羊皮を手袋、衣料用革などに仕上げた
吟付き革のことで、現在は、クロムなめしをした牛皮から作られた柔軟な衣料革や甲革、袋物用革もナッパ革ということが多く、ナッパの名前は、アメリカカリフォルニアの町からとった名前で
アルミのコンビなめしの吟付き仕上げの羊革を指していたが、今日では、ナッパといえば吟面を
塗装仕上げしたすべての革を指しています。
>> 羊革・シープレザー ( SHEEP LEATHER )
シープ ( SHEEP SKIN )と子羊皮のラム ( LAMB SKIN )に区分され、また品種の数が多く、
品種によって皮の性状が異なる、山羊皮にくらべて多少丈夫さに欠けるが皮革の中で
もっともソフトで、スペインラム等は上質で衣料革や手袋、袋物などに利用され、
シープスキンは、生後1年以上の皮、ラムスキンは、生後1年以内の子羊の皮に区別される。
>> 山羊革・ゴートレザー・シューブル ( GOAT LEATHER )
ゴートスキン ( GOAT SKIN )とは、大人のヤギから作られた革のことで、皮の表面には
きれいなシボ模様があり、柔らかくてしなやかな肌触りがあり、しかも強靭(きょうじん)
なため、高級ブランドでも使われています。