コンセプト

「シンプル」

限りある経営資源を有効に活用するため、場当たり的、対処療法的に品ぞろえを
むやみに増やしてしまうと、個性やこだわりが低下していき、
結果、多くの無駄や不良が発生することから豊富な商品構成での「足し算」はしません。

 「高品質・適正価格」

個人で、品質の悪い商品を販売しますとすぐに信用を失います。
また、丁寧に選別された良い等級で価値のある商品を作るにはそれだけ手間もコストも
かかります。ですから、低価格ばかりアピールしていたのでは専門性を自ら否定
することになってしまいます。価格が忘れられた後も、残り続けるのは「品質」です。

「きずな」

 一人ひとりの顧客とのつながりを大切にして、法人・個人を問わず
コミュニュケーションを通じて親しみやすい接客とご要望から接点を見つけて
できる限り小回りのきいたお互いに無理のないご提案を致します。

創業40年選ばれ続けている理由

 東京都墨田区本所で、主にシープ・ラム革(羊革)、ゴート革(やぎ革)の皮革卸、
一部小売材料販売として営業しています。

羊革について、原材料の選別や仕分け作業の実務と経験から失敗を積みながら基礎を
学んできました。現在は、多くの知識と目利きを持つことからイタリア製の厳選した
高品質なシープ・ラムナッパ、ヌバック、スエードの羊革専門販売に特化しています。

トレンドをできる限りすばやく入手して、新しい素材のテスト販売からのご提案と順次
魅力的なファッションレザーを更新しながら継続した品質の安定供給と品質管理に努力
しています。

メリット・ご提案

< 家庭用ミシンの縫製 >

基本的に薄くて柔らかい素材で、縫いしろ部分が厚くならないので、ヘリ漉き用の
特別な機械が必要なく女性でも力を入れずに家庭用ミシンで無理なく縫製ができます。
ストレスがないことから「手芸」にもおすすめ致します。
ただ仕上げや縫い方の諸条件が異なり加工がしずらい場合は、おさえの部分をレザー用
に変えて頂くとほぼ問題がないと思います。

< デザインの悩み >

生地のように薄く最高に柔らかい革素材なので、フリルをつけたり折り紙のように
ギャザーを入れたり、デザインが複雑でも形が作りやすく丸みのあるやさしい製品に
ご使用できます。

< 一生の宝物に・・・ >

あなたの大切な一冊を革で装丁(ソウテイ)しませんか。
製本用の羊革・やぎ革を取り扱ってます。

ナッパレザーとは

 

ナッパ革 ( NAPPA )

本来は羊皮、山羊皮を手袋、衣料用革などに仕上げた吟つき革のことで、現在はクロム
なめしをした牛皮から作られた柔軟な衣料革や甲革、袋物用革もナッパ革ということが
多い。

ナッパ(Nappa)の名称はアメリカカリフォルニアの町から取った名前でアルミの
コンビなめしの吟付仕上げ羊革を指していた。しかし、今日ではナッパと言えば、
吟面を塗装仕上げした全ての革を指しています。

 

シープ革(羊革)について( Sheep skin )

羊皮は古くは羊皮紙(パーチメント)として用いられていたが、羊革は薄く、柔らかく
手触りの良い美しい吟面、スエード面をゆうしている。ウールとヘアー、羊と似ている
動物に山羊(やぎ)がいる。山羊も羊もツノがあり(羊にはツノがない種類もある)、
足のヒズメが割れていて、全く同じように見えれ場合が多い。ただ明らかな違いは、
山羊の雄にはアゴヒゲがあり、羊には見当たらない。ヒゲの有無はつまらないことの
ようであるが、実は、羊が衣料や敷物用原料として育てられてきた秘密がここにある。
山羊の毛はヘアー(Hair)といって、アゴヒゲがあり、人間の毛近いものである。羊の毛はウール(Wool)といって、持つと細よく縮れふっくらと感触の優れたものが多い。
人間ははじめから家畜として現在のような柔らかい毛に覆われた羊を飼っていた
わけではない。中央アジアの高原に現在もいる野生の羊のように、褐色の硬い毛をもった羊だった。野生の羊は、秋から冬にかけての寒い時期に、体の表面の硬い、長い毛の下に柔らかい毛を生やす。このような羊を季節と関係なく、全体に柔らかい毛が生えるように変えたのは、人間の長い時間をかけての苦心と努力だった。
この山羊の毛、ヘアーと羊の毛、ウールの呼び名が基づくと考えらえる呼び名が皮革業界では羊に関して用いられており、ヘアーシープとウールシープと呼ばれている。

ラムスキン とは:生後1年以内の子羊の皮の事。
シープスキンとは:生後1年以上の羊の皮と区別している。 

羊革には種類が多く、難解な用語が使われ、誤解されているものも多く、大きさ(年齢)によってラムとシープに分類されるが、実際にラムといってもシープより大きな革があり、両者の境界はあいまいなものも多々ある。

 

ヘアーシープ ( Hair sheep )

山羊(ヤギ)によく似た羊で、改良されずほぼ原種のまま肉用種または乳用種として
存続している直毛種の羊である。主として赤道を中心とした緯度、南北15度の範囲の
熱帯地方で飼育されている。エチオピア、ナイジェリア、イエメン、インド、インドネシア等暑い国に産する羊なので、毛質は悪いが、皮は薄くて丈夫である。南アフリカのCape Townにちなんで名づけられたCape skinもヘアーシープの仲間だが、今日では
本当のCape skinは少なくなったが、歴史ある呼称でもある。また、キャブレッタ(Cabretta)は、本来ブラジル産のヘアーシープで、今日では南アメリカ、西、東
アフリカ産のヘアーシープを指す。

主な用途:衣料用革・靴用革・各種手袋用革・袋物用革・手芸用
     本の装丁用革等々。

ウールーシープ ( Wool sheep )

主としてウール(羊毛)を取る為に飼育されている巻毛種の羊で、ヘアーシープが暑い国々で飼育されている羊に対して、全体を長い毛で覆われているウールシープは主として南北緯度45度~60度の比較的気温の低い地域でイギリス、ニュージーランド、オーストラリア等で飼育されている。栄養分が主に毛の方に廻るため、皮質はヘアーシープに
比べて劣る。近年、吟面と床面との間の空隙が原因で生じる吟面の亀甲状の模様が面白いとの事で、あえて凸凹の吟面のまま使用されているケースも多い。

主な用途:ムートン敷物・衣料用革
     スカイバー(吟面):本の表紙

     セーム革(床面):自動車やメガネレンズ等の拭きものに使う
              洗濯することのできる革。

ヘアーとウールの中間タイプ

前述のエチオピアシープを中心としたヘアーシープに加えて、皮革産業の立場から
重要視される羊は主として北緯30度から45度の間で飼育されている羊である。
これ等は、ヘアーシープとウールシープの中間に当たるスペイン、ギリシャ、フランス、トルコそしてイラン等から産出する羊皮で吟面と床面が分離する事も無く、吟面の傷も
少ない皮が多いので、衣料用、靴用革として幅広く使用されている。特にスペインラムは
これ等の用途に最適な素材である。

スペインラム

①エントレフィーノ種  :靴用革・衣料用革・手袋用革・ダブルフェース毛皮

②トスカーナ種・メリノ種:ダブルフェース毛皮